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Tシャツとバケツで給水
Tシャツをカットする
■もう着なくなってしまったウエス同然の首の伸びたTシャツを用意します。(僕は😆)赤い線の辺りでカットします。真っすぐに切るのは難しいのでくるくると折り畳みますと一回で楽に切れます。家庭科の授業で使った裁ちハサミなどあると便利ですよ。
水バケツを用意する
- 水を満タンにしたバケツを設置します
- プランターに5cmほどの穴を掘ります
- 濡らしたTシャツを土の中に入れて埋めます
- 完成です。
とても簡単です。上の写真は旅行から帰った24時間後の状態です。
■ボウフラが湧かないように蓋をバケツでしています。蓋が取れないように洗濯ばさみでつまんでおくと良いかもしれませんよ。
■2日後です。土の表面は湿っており水も減っています。なすびは実が付き始めてから水切れ起こすと実の成長が止まり種を作るようになるのでこのままバケツを横に置いておくことにしました。もちろん平行して水やりもしますけどね。保険です!
■ミニトマトです。プラントが小さいのであまり意味はありませんでした。
■24時間後の写真です。もう面倒なのでTシャツは埋めずに土に接触させているだけですが給水出来ているようです。雨水タンクに繋がっているホースも流量を調整してジワーっとあふれ出る様に調整してあります。雨水タンクに繋がっているだけなので水圧はありません。自然落下です。
■ゴーヤーは縒り合わせた麻紐を土に挿して給水しています。麻紐でも給水できますし特に問題は無いようですが麻紐の周りだけが湿っている状態なので給水量を増やすには何カ所か挿さないと追いつかないですね。ゴーヤーの様に葉っぱの多いプラントは水食いなので工夫が必要だと思いました。
麻紐の使用について:2週間ほどなんともありませんでしたが、突然毛細管現象が止まってしまい、麻紐は使わない方が良さそうです。
★なすびのTシャツは調子良く給水できてます。
やってみた感想
■最初はTシャツから蒸発しているだけにならないか心配でしたが、水切れを起こす事はありませんでした。他の給水システムも考えたのですがこの方法がバケツ満タンにすると10ℓ入りますしシステムが単純なだけに失敗が無いような気がします。
■もし水切れしても夜の間も給水しているので朝には復活するでしょう。プラントごとに必要とする水の量が違うので工夫すればもう少し長旅も可能だと思います!必ず出発数日前に実験するのがお勧めです!
注意点として4つあげると、
- 水が直射日光でお湯にならない場所に置く事。
- プランターより下にバケツを置くと給水量が減る
- 素材やプラントの大きさで挿す本数など工夫する
- 日数が経つと藻で緑色になり水を吸い上げる事が出来なくなる(交換推奨)
以上になります
他の給水方法
■調べていくと他にも給水システムの商品が色々販売されているのでいくつか気になったのをピックアップして紹介しようと思います。
毛細管現象方式
■この商品は設置場所の高低差にもよるみたいですが強力な給水力を持っているみたいですね。毛細管現象で吸い上げてますのでTシャツなんかではなくしっかりとした商品を使ってみたい人には良いですね。安いしちょっと欲しいかも。
水道に繋げるタイプ
■口が2つに分岐していて良いですね。個人的には設置が面倒なのと手に負えない程のプラントの量では無いので今回は見送りです。自動で水やりする訳では無いので散水タイマーとセットで購入が良いかと思います。レビューを見ているとこの手の商品は経路が長いと水圧が足らないことがありそうですね。レビューした人のセッティングが分らないので何とも言えませんが、、、
■他にもタイマーとセットになっている商品もありますのでレビューとにらめっこして考えるしかないですね!
ペットボトルで使うノズル
■この手のタイプのものは安い似た様な商品もありまし側面に穴が開いているものなどがそうなのですが何故か一気に水が無くなったり、全然減らなかったりしたことがあるので個人的には苦手です。土に挿すタイプの花の栄養剤がいつまで経っても減らなかったりあっという間に無くなったりしませんか?あの感じです。
ですがこの商品はノズル側面に流量コントロールするノブがありますのでそういった心配は無用の様ですね。価格も安いので良い商品だと思います。
まとめ
■夏場に小旅行に行くなら水やり対策が必要になりますがバケツやペットボトルがあればすぐに開始出来るので実験してみてはいかがでしょうか?普段の水やりも少し気が楽になりますよ。
ボウフラにはお気をつけて!ではまた!!