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もやしの種類について調べてみた
■もやしを作ろうと考えましたが、もやしは何の種を発芽させているのか??わかりません。調べてみると4種類の豆から作られていたので紹介しますね。
緑豆(グリーンマッペ)
■出回っているもやしの中で1番多く消費されているのがこの緑豆から作られる太もやし(緑豆もやし)です。中国原産で青小豆とも呼ばれており春雨の材料にも使われています。軸は太目で食べ応えがありますよ。
ブラックマッペ
■黒い緑豆になります。殻が黒く細めのもやしで関西のスーパーでは細もやし(黒豆もやし)の名称で良く見かけます。インドでは豆を挽いてナンに使っているみたいですね。
子大豆(小粒大豆)
■納豆にも使われている小粒の大豆から作った大豆もやしです。
大豆
■韓国料理で見かける大きな豆の付いた大豆もやしになります。コリコリしていて美味しいですよね!石焼ビビンバにはかかせないです。
育てるのに準備した物
■Can☆Doで買ってきた水切りトレーです。2つで200円。それと勿論緑豆が必要なのでAmazonで非常にリーズナブルな緑豆を購入しました。5kgで2000円です!1kg1000円のショップが殆どなのでものは試しとポチってしまいました。
■水切りトレーではなくスプラウト専用の商品もありますので一応紹介しておきます。蓋つきで虫が寄らないのが利点ですけども、もやしは蓋をして暗室にしますし背が高くなるので特に必要無いと思います。
もやしの作り方
■今回はTerence雲さんのチャンネルにアップされていたもやしの育て方を参考にしてもやし作りをします。
水に浸す
■5kgの量の多さがこの写真でわかるでしょ?当分もやし天国の様な気がします。成功すればなんだけども、、、
■YouTubeなどで見ていると色が均一でない緑豆が多い中この商品は凄く綺麗な緑色と粒立ちで買って正解だったようです!
■量が分らないのでとりあえずカップで200ml(およそ200g)の分を水に浸すことにしました。結論から書きますが、、、
■トレーに広げたらこんな感じです。『ちょっと多いけどこんなもんやろ』とこの時点ではまだ量が多いことに気づいてません。実は水を含ませると倍以上に膨らみます。。。。
■水を入れるとゴミが浮いてきます。水切りカゴに入れてジャブジャブ上下させて洗うと節水出来ますよ。
■そしてこの状態にして24時間放置放置して浸水させることにしました!水が少ないと緑豆が水を吸い干上がってしまうので豆から3センチ程水位を上げておきましょう。
■朝方の様子です。結構ゴミも浮いてますし皮が弾けてきています
■ちょっと落ち着いてきて最初の量より随分と増えてしまいました。『ちょっと量多かったんでない?』と気づいたときには遅くてですね、
■ちょっとこのままでは多すぎるので必要量を取り分けてもう1つキッチンペーパーをひいたタッパウェアにカップの豆は移動させました。そしてここからは箱を被せて暗くした状態にし、1日に水替え2回~3回行っていきます。
1日後(浸水済みの状態から)
■ちょっとづつですが根が伸び始めました。動画ではキッチンペーパーを引いていますが、水切りカゴの目が細かいので必要ないと判断しました。水の量は下の豆が軽く触れる程度にしています。腐ってしまっては元もこうも無いので。
水替えのタイミング
- 朝に1回目
- 仕事から帰って2回目
- 寝る前に(一応)3回目
みたいな感じでしています。2回でも大丈夫そうですが怖いので3回やってます。基本的に豆全体に新しい水を行き渡らせるように交換してくださいね。
水替えするたびに困ったことに次から次へと緑の殻が取れてくるので最初の1日目はかなり面倒です。
■取れた殻の見た目は山椒ですよ。全部一気に除去するのは大変なので3回くらいに分けた方が宜しいかと思います。
2日後
■まだ縦方向に伸びてくる感じがしませんね。水替えは3回で豆の殻は多少残っていますが取っていません。水をかけて豆を洗いますが水をきり2日後からは浸からないようにしました。
3日後
■昨日まで雑魚寝状態だったもやしですが遂に立ち上げり始めました。長さも1日で倍近くになってますね。今日の夜はどれだけ伸びているのか気になる所です!
つまみ食いしました
■生で食べてみましたが売っているもやしと違い酸味のようなものが無く癖が無くほんのり甘味があるのでサラダでも食べれますね。
4日後
■暗くするための段ボール箱が持ち上がってしまいました。箱を開けると伸びに伸びています。この状態になるのに浸水から丸5日で収穫できることが分かりました。室温などの条件によっては日数は変動するかもしれません。
■豆の量が多かったので全てのもやしが下から生えている訳ではなく持ち上げられているのもいます。水切りカゴの隙間からは根の飛び出しは少なく収穫後の始末も楽ですね。
収穫しました
■カップで100ml(100g)の量でもやし3袋分くらい収穫できる感じですね。育て方や収穫のタイミングで量も変わるので写真の大きさまで育てた場合の話です。
■収穫し終わった後に残った発芽の遅かった豆と殻です。こちらは食べずに捨てるのが良いでしょう。ほとんどの緑豆が発芽したと分かりますね。優秀なのではないでしょうか?
コスパについて考えた
■1袋30円でスーパーで売っていたとして、5kg=5000gなので1回の生産量を100g使うとして50回このトレーで作れる計算になります。
- 50回×3袋=150袋
- 150袋×30円は4500円
4500円分のもやしが生産できるということですね!😄
5kgの購入が2000円でしたのでコスパがとても良いと感じました。
育て方で味が変わる
■量が多かったのでタッパウエアで育てたもやしを3日目に試食してみました。水切りカゴと育ち方が違い、上に伸びず全体にずんぐりむっくりです。瓶で育てる方法もあるのですが形が似ています。
🔽参考動画になります。このもやし美味しいと思いますよ。理想の育て方かもしれません。
味と育ち方の比較
水切りカゴ
- 細く長く育てる事に向いている
- 豆の部分は食感が少ない
- 茎のシャキっとした感じも少ない
- 味も薄くなる
- サラダもOK
タッパウエア(瓶など)
- 縦方向に伸ばすのは難しい
- 豆のコリコリした感じが残る
- 茎のシャキっとした感じが強い
- 味が濃い
- ほんのり甘い
- 炒め物向き
まとめ
■今回育ててみて感じた事を上げていくと
- 市販されているもやしより美味しい。
- 育て方、収穫時期で事なる味を作ることが出来る
- 思ったほど手間ではない
- 水を含んだ豆は1晩で3倍ほどになる
- 5日前後で収穫できる